BeOS R4.5/R5 x86でAPMを使用可能にします。 ノートPCやATXマシンで、電源管理機能(電源オフ・電源状況取得など)が使えるようになります。
電源オフを使いたいだけの場合は、本ドライバを使う前に BeOS Tip Serverを参考にして設定するか、 PrimalToysでKernel SettingsのPower-off on system shutdown(と、必要ならEnable BIOS power management)をオンにしてみてください。 最近の多くのマシンではこれだけで電源が切れるようになります。
BIOSはなるべく最新版を使ってください。
作者は以下の環境でテストしました。
インストールにはinstall.shを実行します。 ドライバなどの実行ファイルをコピーし、カーネル設定ファイルを必要に応じて書き換えます。 インストールしたら再起動してください。
なおアンインストールはuninstall.shを実行します。
本ドライバによって、APMが使用可能になり、以下のことが可能になります。
付属のユーティリティapmctlは、ドライバ経由でAPMを制御します。
他に、バッテリー監視としてBatteryViewや MetalBatteryCheckerが使用可能です。
APM BIOSの実装には問題のあるものや規格に適合しないものが多いようです。 作者が確認した問題については回避策を講じましたが、 機種によっては正常に動作しないおそれがあります。
スタンバイ・サスペンド・ハイバネーションは、実用的に動作しないため、サポートを打ち切りました。 また、これに伴いapmdの実行も不要となりました。 いずれも、削除されたわけではないので、従来と同様に利用できますが、 お勧めはできません。
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